茶庭を造るため、その灯篭や蹲を選びに、京都の北山都乾園さんに行きました。
北山都乾園(京都市) http://www.tokanen.com/
もともとこの会社を知ったのは、YouTubeの映像でした。YouTubeで北山都乾園の社長が灯篭や蹲(つくばい)の説明をとても興味深くされていて、ぜひ、行ってみて灯篭や蹲を選んでみたいと思ったのがきっかけでした。
行ってみると最高でした!
灯篭だけで100個以上はあって、
好みのものが選び放題。
こんな楽しい世界があったのかと。
生きている間に知れてよかったです。

茶庭の設計はほぼ自分でやってます。
庭師の人が灯篭を選びに行って備え付けるのが普通らしいのですが、私1人で選びにいったら「施主1人だけで来るのはあまりない」と言われました。全くどう選んだらいいかわからなかったのですが、担当の人がとてもよく説明してくれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
日本では灯篭や蹲を備え付ける家は昔は多かったように思います。自宅の近くでも築50年ぐらいの家は小さい家でも灯篭や椿などの植栽など何かしら日本の庭をもっています。
最近の家はあまり土の部分を残さずに、コンクリートで敷地をうめてしまい植栽や庭をもつ家が少なくなってきました。共働きが多く庭の手入れができないのも影響しているのでしょうか…
好きな人にとっては庭はとても楽しいものです。建物はきちんと1ミリ単位で設計されて一度建てると一切動きませんが、庭は植栽が育ったり季節によって葉の様子が変わったりして家に動きや季節感をもたらせてくれると思います。

